見上げれば星空。都会でもそれなりに。

 夜に空を見上げると、星を見ることができる日があります。星が見えない時はたいていが雲で覆われているときです。わたしが住んでいる地域ではあまり星は多く見られないです。一等星は見えますが二等星はちょっと見づらいかも。特に夏の空は冬の空に比べれば空気が汚れていますしね。

 星を見ることは昔から結構好きでした。都会ではあまり長く見ていることはないですが空がきれいな地域に行そしてずっと眺めていたいと思っていたりします。

 小学生の時に学校のではないですが林間学校ですかね、そのような催し物があって参加しました。どこの空かは忘れてしまいましたがその日はちょうどペルセウス流星群がピークの日でした。お友達数名と屋上で仰向けになって流れ星を数えていました。本当にたくさんあって数秒から数十秒に1つは流れていたと記憶しています。あの時は寝ないで朝を迎えてしまいました。本当に楽しかった想いでのひとつです。

 それからでしょうか。星に興味を持って父親の機械式フィルムカメラで夜空を撮っていました。今でこそデジタルカメラですぐに結果を見ることが可能ですが、当時は35mmフィルムでシャッターをこのくらい開けて、F値をこのくらい絞ってやれば……などと研究しながら撮っていました。そして撮った写真が現像されるまで結果がわからないわくわく感がありました。そう失敗の結果を見てどのようにすればもっとうまく取れるのかというレッスンも楽しかったです。最近でのデジタルカメラは取り直しがすぐに可能なのでなぜ失敗したのかをあまり考えないのではないでしょうか。

 社会人になると仕事忙しさ、他のことにも興味を持ち始めてしまいカメラからだんだんと離れていきました。それでも頭の隅にはまたやりたいなという思いが残っています。

 時代とともにわたしもデジタルカメラに移行し始めました。そのころデジタルカメラの一眼レフに買い替えるということをあまり考えていませんでした。何しろ高価でしたからコンパクトカメラでした。最近ははそこそこ高性能物が安価で手に入るようですし、財布に余裕ができたなら購入してみようかと考えています。星空を撮るためにシャッターを開ける。それが電池を消耗するように思えます。そうすると予備バッテリーの準備も必要になってくるのでしょう。三脚、レンズ、フィルター必要なものが多そうです。ちなみにコンパクトカメラでは夜空の星は撮れないですね。

 どんな趣味でも入門はそこそこ簡単なのでしょうがそれを極めていくにつれてそれなりのお金がかかってくる。どこまでやって満足するか、工夫次第でお金をかけずどこまで突き詰められるかというのも醍醐味かもしれません。